ここまでのあらすじ。
EP1
https://saewashi.hatenablog.com/entry/2024/05/06/212152
EP2
https://saewashi.hatenablog.com/entry/2024/05/13/210204
前推しメソの結婚を知って、私が落ち込んでいた期間はたったの5日であった。
私は、冷たい人間なのだろうか。
しかし、ストーカーっぽくなったりいつまでもウジウジしてるよりは、はるかに良いと思う。
もうメイドさんではなくなってしまった、前推しメンのことは、ここではKと呼んで話そう。
私は、
「Kが幸せならそれでいいよ。」
なんて常日頃言ってたくせに、Kの幸せを素直に祝福できず悲しみ、醜態を晒し惨めであった。
私は何がしたかったのだ。。。
きっと私は、Kしゃんと結婚したかったのだ!
しかし、
Kれんしゃんの、結婚後のあんな幸せそうな顔を見たらそんなこと言えないよ(小泣)
私は考えつく限り、K氏にできることはし、伝えることは全て伝えた。悔いはない。
切り替えだ、切替!
新たなる推しメソ(結婚相手)が私のことを待っているのだ。
早く見つけてやらねば!
私は生まれ変わったのだ、メイドと結婚したいモンスターに。
これまでは、自分の内なる気持ち悪さに蓋をし、どこか斜に構えていた。
例文『〇〇ちゃんには、きっといい旦那さんが見つかるよ〜。』
メイド喫茶における最も気持ち悪い発言の一つである!!
馬鹿野郎!ウスノロ!デブ!間抜け!意気地無し!金無し!女無し!甲斐性なし!デブ!
と言ってやりたい。
そうじゃねぇだろと!
そんなこと言ってる間に、目の前の推しメイドさんは結婚してしまうぞ!何ならもう結婚してるかもしれない!
「君も男なら聞き分けたまえ」
もはや、なんのアニメのセリフかも思い出せんが、現実は3分も待ってくれない。
ということで、結婚したいメイドの話をしていこう。
①しらゆきちゃん
しらゆきちゃんと結婚したい。あの大きな、まん丸の目に毎日見つめられたい。私だけを見つめてほしい。
結婚したら、小さなメイド喫茶を開きましょう。
いや、メイド喫茶は悲しみも生み出してしまうから、花屋にしましょう。
夫婦二人で花屋を経営するのです。
たくさんの花に囲まれたしらゆきちゃん。
ジーンズを履き、エプロンを身に着け、ポニーテール姿のしらゆきちゃん、私は花を運び彼女は、花を売る。
どんな花より、君が一番きれいだと、僕が言い
彼女は恥ずかしそうな笑顔を見せた。
②すずちゃん
すずさんと結婚したい。私は、朝6時に出勤してしまうので、すずさんを起こさないようにゆっくりとベッツから目指め支度をする。
すずさんは、メイド喫茶早番勤務に行き、仕事を終えると家に帰り夕飯を作ってくれる。
私が仕事を終え帰宅すると、キッチンで彼女が鼻歌交じりにオムライスを作っていた。私は彼女の歌声が好きだ。
私だけに歌ってほしい。
彼女は食卓にオムライスを運ぶとケチャップで落書きしようとするが私はその腕を静止し、
『家では仕事の事は、忘れていいんだよ』
と言う。
それでも彼女は、
『私が描きたいんだから、いいんです』
と言いオムライスに、【幸せ】と一言描いてくれた。
私は、オムライスを口に運び幸せを噛み締め涙し、本当の幸せを知るのであった。
③レイラ
レイラと結婚したい。
レイラとの結婚生活を始めてから、数日が立った日、レイラは雨が降る中、傘もささずに夜に帰宅した。
レイラの腕の中には、子猫が抱えられていた。
『この子、捨てられてたの、可哀想』
とレイラは目に涙を浮かべながら私に言った。
私は猫ごと、レイラを抱きしめた。
私とレイラは、捨て猫に【かれん】と名付け飼い始めることにした。
かれんは、レイラには懐いたが私には懐かなかった。
かれんは、私とレイラの結婚生活に嫉妬していたのだ。
ある日、私はかれんに噛みつかれ、かれんを諭した。
『ごめんよ。かれん。今はレイラのことしか見えないんだ。』
するとかれんは掃き出し窓から飛び出し、もう戻ることはなかった。
私は涙が止まらなった。
『かれん、どこかで幸せに暮らしてくれ。私はレイラと幸せを築くよ、、、』
出会いがあれば、別れもある、それが人生なのだ。
今の私は、メイドと結婚し隊。
それが全てである。
憲法24条1項
【婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立する】
あとは、君が合意するだけだよ(ニッコリ)
後日談