2022年6月4日 四谷
「はんたーい!ちゅうししろー!」
ライブ会場の入口に築いた粗末なバリケードの中で私は叫んでいた。
白ヘルを被り、手には
『NO SIRAYUKI ! NO LIFE ! 』
と書かれたプラカードを掲げ、私は叫び続けた。
「はんたーい!はんたーい!」
「しらゆき卒業ライブを即刻中止しろー!!」
(ここで卒業ライブを止めなければ、しらゆきさんは、、、)
しかし、私の抗議活動も虚しく、しらゆき卒業ライブは強行されようとしていた。
どうしてこんな事に、なってしまったのか、思えば、、、
〜4ヶ月前〜
私は、横ハニからの帰り道であった、Twitterのタイムラインに【vivibeeからの大切なお知らせ】が流れてきたのだ。
嫌な予感がした、、、
見るとしらゆきさんの卒業でした。
悲しかった。
でも、しらゆきさん単推しでも、アキハニ通いでもない、私がTwitterに悲しいと呟くのは、なんだかおこがましいのではないかと思い呟かなかった。
本当はしらゆきさんにリプすべきなんだろうけど、なんと送れば、、、
『悲しいよ、』、『辞めないで、』、『応援するよ、』
何が正解かも分からないし、ただ悲しかった。
結局、送らなかった。
〜翌日〜
アキハニにしらゆきさんが出勤してる宣伝が出たので、たまたま休みだった私は秋葉に向かいました。
「あっ、!まりも!」
「しらゆきさん!」
しらゆきさんは笑顔で迎えてくれました。
でも、本題は中々切り出せません。
「しらゆきさん、びびび辞めちゃうんですか?」
「かなしい?」
悲しいなんてもんじゃない。
しらゆきさんの大きな目から、涙が流れると思うと、、、
泣いた。
お店が空いてたので、しらゆきさんとたくさん話せました。
『しらゆきは、いつでもいるし、いつでも会えるから、ライブは今度でもいいやと思われるのは悲しかったし、早めに発表して卒業まで応援してほしいな』
と言う様なことを仰ってました。
まさに、私だ、、、
しらゆきさんはいつでもいるし、いつでも会えるなんて思ってたよ、実際。
いつもいたしらゆきさんが、びびびからいなくなっちゃうのは悲しいけど、しらゆきさんが決めたことですから最後まで応援しなきゃ(´;ω;`)
と言う事で、早速ライブに行きました。
卒業発表後、初のライブ、しらゆきさんは皆がどんな反応するか、なんて言われるか心配だったと思うんです。
私の目がイカれてるだけかも知れませんが、登場したしらゆきさんは、そんな複雑な感情を隠した笑顔に見えました。
それを見た、私はまた涙目になってしまったんだ。
しらゆきさんが、びびびーで踊って歌う姿、私は目に焼き付けようと、刮目しました。
しかし、それと同時にいろんな感情が湧きあがぅて泣きました。
結論
今からでも遅くない!
あと4ヶ月、みんなでしらゆきさん応援しなくては!!(´;ω;`)