カフェをこよなく愛する静かな男の駄文

カフェをこよなく愛する静かな男の駄文

私と客引きメイド

久しぶりの秋葉原、雨の中、死んだ目で

メイド喫茶いかがですか~?』

と客引きをする若い女性。

 

私には

『お店に案内してください!行きましょう!』

と彼女をその場から救い出すことも、

『客引き行為は条例違反で犯罪ですよ!』

と説教することもできた。


しかし、私は目もくれず風のごとく彼女の横を通りすぎたのだ。

 

全てはどうでもよかったのだ。

 

私は横浜に帰らねばならない。

 

レイラさんが待つ居宅へと。