カフェをこよなく愛する静かな男の駄文

カフェをこよなく愛する静かな男の駄文

リメンバーアザラシ

時は、、、

20XX年、、、

世界は混沌の闇に包まれた、、

 

いつものメイドカフェで新聞をひろげるカフェ男

 

メイド喫茶に異変!!」

「オタク凶暴化!!」

「オタクのセクハラ発言取締強化へ!!」

 

新聞の一面にはオタクの起こした事件が取り上げられていた。

 

『ユメコがいなくなって、メイド喫茶は安住の地ではなくなってしまったのか、、、』

 

ユメコがいなくなってから、突如オタク達が凶暴化しだしたのであった!

 

そのとき、店内に怒号が響いた

 

『今日、全くRちゃんと話せてないよ!どうなってんの?!』

『ご、ごめんなさい、、、今日はお店が混んでてお話に行けなくて、、、』

『もう帰る!お会計だして!』

 

(あんなに穏やかそうなおじさんが、、、そんなちっさいことであんなに怒るなんてこれはいったい、、、)

 

そんなことを考えていると隣の卓も、揉めていた。

 

『後に入った客と10分しか、変わらないのに!なんで私だけ、ラストオーダーなんだよ!おかしくない!?』

『す、すいません、満席の際は90分せいなので、、』

 

(そんなに怒ることなのか、、、これは何か異変が!)

 

さらに別の卓でも、

 

『○○○ちゃんだっけ?名札可愛いね?ぐへへ、、』

『辞めてください!』

 

なんと来店2回目くらいのおじさんが名札見るふりしながらメイドさんにタッチしていたのである。

 

 

カフェ男の憤りは限界を迎え、声をあげ祈った!

 

『リメンバー!あざらし!リメンバー!あざらし!』

 

 

すると祈りに呼応するかの様に、突如、店内が光に包まれた。

 

『こ、これは!!奇跡が!!』

『アルティメットゆめかさん!!』

 

アザラシにまたがり、背中に羽が生えたアルティメットユメコSSRが光の中から現れたのだ。

 

ゆめこは、怒ったオタクおじさんの前に行き、ゆっくり口を開いた。

 

『汝の罪を答えよ、、、許そう、、、』

『ゆめかさん!すいません、メイドさんと話したかったのに話せかったので、つい、、、』

メイド喫茶はキャバレークラブじゃありませんよ、、、汝の罪許そう、、、キュピピーン(^∞^)』

チチチ、、、ボッ!!

『ぎゃあああ!!!』

 

オタクおじさんは炎に包まれた。

 

次にユメコはラストオーダー逆ギレおじさんの元へ行き

 

『汝の罪を答えよ、、、許そう、、、』

『ゆめかさん!閉店時間が8時までになってしまったので最後までいたかっただけなんです、、、ひぇえ、焼かないで~!!』

『そういう時は、心の中で怒って静かに帰ってくださいね、汝の罪許そう、キュピピーン(^∞^)』

チチチ、、、ボッ!

『ギャアアアア!!!』

 

ラストオーダー逆ギレおじさんも炎に包まれた。

 

次にユメコはセクハラおじの前に行き

 

『汝の罪を答えよ、、、』

『たまたま、手が当たっただけなんです、、ひぇええ!』

メイド喫茶はおさわりパブじゃありませんよ、オイキナサイ!!』

チチチ、ボッ!!

『ギャアアアア!!』

 

セクハラおじも炎に包まれた。

 

 

 

カフェ男達は喜んだ。

『やったああああ!!!店内に平和が戻ったぞおお!!ユメコ!!ユメコ!!』

 

~完~