カフェをこよなく愛する静かな男の駄文

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色恋営業してくれ

近年、ホストクラブにおける色恋営業が問題となっているというニュースを見ました。

 

色恋営業とは、相手の恋愛感情を利用して営業を行うことですが、大きなバックのないメイド喫茶やコンセプトカフェにおいては、色恋営業する意味がないので、ありません!

 

と言い切りたいところですが、全くないわけではない。

 

営業とまでは、言わないにしても色恋があるのは事実です。

 

キャストとして働くにあたっては、やはり人気があったほうが楽しいですからね。

 

そこで今回は、メイド喫茶歴12年の、この私が、諸君らに、簡単な色恋ワードを伝授しようと思います。

 

色恋ワードを使いこなせば、あなたも大人気メイドの仲間入り間違いなしです。

 

因みに、私は、そんな口先の言葉に騙されるような単純な男ではないので、色恋は効きませんのであしからず。

 

・『もう帰っちゃうの?』

お会計を頼んだ時に、これ言われたら嬉しいですね。

もう帰っちゃうのは、裏返せば、まだ帰ってほしくない、つまりは、好きってこと?!となります。

 

正直、時間チャージのないメイド喫茶においては、長時間いるオタクに対して早く帰れとしか思っていないでしょうし、余りに長時間居すぎて、店の装飾品とかしているオタクに言うのは違和感もあるように感じますが、言いましょう。

 

すると彼らは、「じゃあもうちょっと居ようかなぁ」等と言い出すので、そこは、フル無視で会計を出しましょう。

 

 

・『私も会えて嬉しいよ〜』

これについては、昨日気づいたのですが、さくらカウンターで、さくらはそういう接客できないでしょ、みたいな話の中で、試しに言ってきた「さくらも会えて嬉しいよ〜」で良さを知りました。

 

会えて嬉しい?さくらさんが、ぼくに?!つまり好きってこと?!

 

となりました。

 

嘘とわかっていても嬉しい、そもそも、若い女性が金のないおじさん達に会えて嬉しいわけがないのよ。

 

なんなら、まりもと会いたくねぇな。と思ってるでしょうけど言ってあげてください。

 

・『〇〇さんと話してると面白いよ』

これも完全に嘘ですが、嬉しくはありますね。

 

メイド喫茶ばっかいってるおじさんの話が面白いわけがないのよ、なんなら壁と話てたほうがマシと思えるレベルにクソつまらないでしょうけど、言ってあげてください。

 

・『〇〇さんがいると安心する(落ち着く等)』

これも、嘘ですよ、嘘でもいいんです。

 

なんなら恐怖しか感じないかもしれませんが、言ってあげてください。

 

・『私も好きだよ〜』

最近気づいたのですが、好きの感情の反対は嫌いじゃなくて無関心なんですよ。

 

君は、僕のこと好きでも嫌いでもない無関心でしょうに、、、

 

いいんです、それでもたくさん嘘をついてくれ、

 

嘘で塗り固められた君を愛そう。

 

本当の君など知りたくないんだ。

 

だって、本当の君は、僕のこと好きでも嫌いでもない無なんだろ。

 

嘘で塗り固められたメイドの中に本当の君がいると信じて。

 

 

嘘ごと愛するよ