カフェをこよなく愛する静かな男の駄文

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しらチュキッス

しらゆきさんに、チュッチュッチュッーってリプしたら「わー頭空っぽのリプ来たって思った!」
と言われてしまいました。

ということで、昨日はハニハニ秋葉原店に行き、先日のWEBチェキを頂きました。

チェキの中の白雪さんはチュー顔をしていました。

白雪さんに
「チェキにチュ~していいよ〜」
と言われたのですが、横につむぎちゃんがいたので、やめときました。

つむぎちゃんは、ハニハニのことをお母さんに話すことがあるらしいので、チェキにちゅ~してるお客さんがいたとお母さんが聞いたら、そんな気持ち悪いバイト先は辞めなさいと言われてしまうかもしれないと思ったからです。

理由はそれだけではありません。

メイドさんは恋人ではないのですから、一線を超えてはならないのです。
だから、例えメイドさんとオタクがサイゼリヤで密会してる画像がTwitterで晒されても、それは何か禍々しい別の生き物だと思うしかないのです、、まぁ、他のメイド喫茶の話はやめときましょう、、、


私は帰りの電車の中でも、白雪さんのチュー顔が頭から離れませんでした。


(家に帰れば誰にも見られない)

そんな、おぞましい考えが頭に浮かびました。

まるで自分が自分でないような、これがキッスの魔力。 

家に帰り、まず風呂に入りました。

なぜだか、いつも以上に歯磨きをする右手に力が入ります。
結局いつもの3倍は歯を磨いてしまいました。

湯舟に浸かってる間も頭に浮かぶのは白雪さんのチュー顔です。

キスをすると口の中の細菌8000万個が伝染るとか、相手が虫歯だと自分も虫歯になるだとか、私にとって全く必要のない雑学が思い出されました。

(こんなことは良くない、冷静にならないと)

私の最後の良心が抵抗を続け、間違った考えは頭から薄れていきました。

風呂を出て髪を乾かしていると事件はおきました。

ふと、鏡に映った自分の顔をみるとそこには映ってはイケないものが写っていました。

なんと、鏡に映った私はチュー顔をしていたのです、、、

私は恐怖で身体が動きませんでした。


まさか、白雪さんのチュー顔がここまで自分を追いつめていたとは。


こうなってしまったら、もうしかたありません。

逆に考えすぎていたのかもしれません、ただのキッスです。
欧米じゃ挨拶と変わりません。

おやすみの前のチュウと考えればと結論付けました。



そして、ついにその時が来ました。


私は腹を決め白雪さんのチェキと向き合い目を閉じ、唇をすぼめました。

白雪さんのチェキが私の顔に近づいてくるのを感じました。

まぁ、動かしてるのは私の手なのですが、、、


10cm、、5cm、3cm、2cm、1cm、、、


ブーブー!!


その時、私のスマホに通知が来たため、私は我に返りチェキを置きスマホを見ました。


かれんしゃんのTwitterの通知でした。


危なかった、、、
私は大切な人を悲しませてしまうところでした。

通知が後1秒遅かったら、はたまた、唇をあと1センチ突き出していたら、、、


私は、チェキ白雪さんの頭をナデナデし、

おやすみなさい、しらチュキ!

と言い布団に入り目を閉じました。


その後、私が目を覚ますことはありませんでした。


朽ちたアパートの2階の一室、真実の愛のキッスで私は目覚めるでしょう。