カフェをこよなく愛する静かな男の駄文

カフェをこよなく愛する静かな男の駄文

カウンタートラウマニキ

どうも僕です。

 

最近のわしのハニハニ事情ですが、カウンターに座るのが億劫になりました。

 

まぁ、いろいろと理由はあります。

 

元々、私はカウンターは座らない人だったのですが、

カウンターのメイドさんと話すにはカウンターに座るしかない。

 

ということでカウンター座るようになりました。

 

しかし、カウンターでのトラウマ経験もあり、座らなくなりました。

 

それに、カウンターで常連客の同じ話を三万回聞くのも疲れました。

 

私には、ホールがあってるのかもしれません。

 

本を読んだり、何か自分の作業をしてる間に、手すきのメイドさんが話しかけてくれるのが嬉しいのです。

 

ホールに座っていると、メイドさんが猫の様に、周りを見渡し、

 

『あいつはさっき話しかけたしなぁ、順番的にそろそろ、こいつに話しかけたるか!』

 

といった感じで、私の方を見て、トコトコと近づいて来る瞬間が嬉しいのです。

 

私は読んでもいない、本の活字を眺め、さも気づかなかったような雰囲気で、

 

「どうかしましたか」

 

と白々しく聞き、メイドさんとお話するのです。

 

が、おおよそ、その瞬間に、他のお客さんが

 

『すいませーん!!』

 

メイドさんを呼びつけ、話すまもなく去っていてしまうのですが、その去っていくメイドさんに寂しさを感じつつ。

 

その寂しさ、というか切ない気持ちを感じている自分が好きなのです。